令和5年度知多牛枝肉研究会
2023.04.27
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令和5年4月17日(月) 大阪南港市場にて令和5年度知多牛枝肉研究会を行いました。
出品生産者は24戸で出品頭数は交雑種(知多牛)が37頭、黒毛和種(知多和牛)が7頭の出品で開催しました。
交雑種雌の平均は月齢25.0 枝重548.8 BMS4.9 ロース面59.6でした。
交雑種去勢の平均は月齢25.3 枝重577.1 BMS5.7 ロース面60.8でした。
4等級が多く揃ってはいましたが、雌の内容が弱かったように感じました。
最優秀賞となった枝肉はBMS9で枝重590.8の種雄牛は福之姫。
福之姫は父が芳之国という事から皮下が厚めになる傾向が強く、今回の枝肉も脂が多く、その影響もあり単価が伸びなかったと思われます。
優秀賞はBMS8で枝重480.2の種雄牛は知恵久。
知恵久はサシは入るが小柄な牛が多い傾向があります。
全体としては直近の相場帯より高値となり、ご購買いただいた購買者様には感謝しかありません。
前日には東大阪にあるパワースポット石切神社へ参拝。何かを断ち切りたい方へは参拝をオススメします。
現在の畜産、酪農では飼料高騰による大不況となっております。続けるのか廃業するのか皆さんが日々悩んでいます。
そんな現在の不況を断ち切りたい思いを願ってきました。
精肉をたくさん食べて消費してもらう事が回りまわって生産者の助けとなりますので、知多牛消費をよろしくお願いいたします。