平成30年度 系統飼料(全酪連)枝肉研究会
2018.11.30
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平成30年11月9日(金)大阪市南港市場において、平成30年度 系統飼料(全酪連)枝肉
研究会が行われました。
来年より元号が変更となる為、平成最後の全酪連研究会として生産者18戸、39頭の出
品にて盛大に行われました。
参加者数名は前日大阪へ入り、箕面市にあります「勝尾寺」にて各々が最優秀賞を獲
るべく、勝利を祈願しました。
また、箕面の滝にも立ち寄り、マイナスイオンを浴び紅葉揚げを食しました。
研究会では、出荷時、皆が大きく立派な牛を揃えて内容が楽しみでしたが、和牛を除
き、37頭中格付4が8頭、格付3が20頭、格付2が9頭と残念ながら全体の成績ではそこ
まで素晴らしい
内容とはなりませんでした。ですが、F1雌で平均枝重量が500キロを超え、F1去勢で
は550キロを超える迫力ある枝並でした。
最優秀賞にはF1去勢の中では枝重475と他に比べると小さく感じる枝ではありました
が、内容においては平均を上回る中身で歩留りがよい格付4、片山奈美さんの枝が選
ばれました。
優秀賞には、㈲都築牧場さん。
優良賞1席に、長尾興家さん。
優良賞2席に、㈲竹内牧場さん。
優良賞3席に、花尾文子さん。
の枝肉がそれぞれ受賞となりました。
F1は特に、和牛とホルスタインの掛け合わせなので、容姿は良くても、中身がバラツ
キやすいのでそこが生産者としても難しい所でもありますし、楽しみな所でもありま
す。
2025年大阪万博誘致が決定し、大阪が活気に溢れ、知多牛は更なる高値で購買してい
ただければ生産者共々嬉しく思います。
暮れ迫る頃、お歳暮商戦にはぜひ「知多牛」を御用命いただけたら幸いです。