12/9(金) 当知多牛肉牛部会の最大イベントの共励会用の盾が完成しました。

世界に一つしかない1点ものにふさわしく映えるのは何か？毎年思考を凝らして材を何にするか悩みます。

今年は「カリン」にしました。漢字で書くと「花梨」。のど飴などの柑橘類のカリンとな異なります。

時間をかけてゆっくり成長する材で堅く、内側は赤く外側は白黄色となる珍しい木で、カット次第で紅白となる事から縁起もので高級万年筆などの材としても使われています。木目に面白みがある事で家具などにも使われていますが入手は困難な事もあり高価な材なんです。

最優秀賞を受賞した生産者用と最優秀賞枝を購入していただいた購買者様用を2点作成する事から両方、紅白材としたかったのですが虫食いがあり割れる恐れがあったので片方のみ紅白となりました。

どちらも出来栄えは素晴らしく、木目、容姿とも満足いく仕上がりとなりました。

毎年製作していただいてる一誠堂さん。毎年ありがとうございます。

来年の材は何にするか？毎年毎年ハードルが上がる・・・